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パッキン取替トイレ編

2005年10月26日 14:47更新

トイレのパッキン替えについて解説しています。現在ではほとんどがタンク式ですが、一部公共施設などと同じフラッシュ弁を使っているマンションなどが見受けられますので合わせて解説いたします。くれぐれも自己責任でお試しください。

フロート弁の取替

この修理は器具付属の止水栓を止めてから行ってください。 ドライバーで回すタイプのものが多いようです。堅くて回りにくい時は元栓を止めてください。 フロート弁はタンクから便器に水を流すための弁です。概ねどのメーカーも同じかたちをしていますが「INAX」だけは特殊です。 部品を買いに行く前にメーカーと品番を確認しましょう。

手順1:タンクの蓋を外します。

NowPrintingタンクには色々種類がありますが、作業上大まかに分けると手洗い付のタンクの手洗い無しのタンクに分かれます。 手洗い付のタンクはタンク状の手洗い栓に水を供給するため、ホースでつながっています。 タンクを少し浮かせてのぞき込み、ホースを外します。白い半透明樹脂製のホースの場合はタンクの手洗い栓にねじ込まれています。 反時計回りにゆるめてほどきましょう。黒いゴムホースの場合はクリップで留まっています。 クリップを手で挟み、ゆるめて外します。このときゴムの表面が溶けだしていて手が真っ黒になるかも知れませんが、驚かないでください。 また、ゴムホースも通常そのまま使えます。これで蓋がはずれたでしょうか。 メーカーによって幾分違ってますので、これをよんでもわからないときは、近くの水道工事店にご依頼下さい。

「INAX」製の3角タンクについては、少し事情が違います。「INAX」の手洗い栓はボールタップから直接伸びて固定されています。 タンクには穴があいているだけですので取り外しも簡単です。タンクの蓋を外したまま全ての機能が確認できます。 欠点を言うと、ボールタップ交換時に手洗い栓も一緒に交換しなくてはなりません。

手順2:フロート弁を取り替えます。

取替前 取替後 タンクを開けると白い浮きが見えますが今回はこれではありません。底の方を見ると黒いゴムボールのようなものが見えると思います。 このゴムボールのようなフロート弁を取り替えます。一旦タンクのレバーを操作してタンクお水を全て流してしまいます。 今操作したレバーに鎖でつながっているのがフロート弁です

フロート弁には2本の足がついていて、タンクの真ん中に立っている直径2センチ5ミリから3センチくらいのパイプの付け根に固定されています。 フロート弁の足を広げるようにすると簡単にはずれますから鎖を持って取り出し、レバーからも外します。 このときフロート弁の黒いゴムにはさわらないようにしましょう。手が真っ黒になります。 このとき、フロート弁が当たっていた本体側の面を確認してください。本体が樹脂製の場合はほぼ問題ないようですが、 金属製の場合フロート弁の当たり面が傷んでいる場合があります。そのようなときはフロート弁を替えてもすぐに同じ水漏れが起こります。 そうなるとプロに頼んだ方がよいでしょう、タンクまで壊してしまっては大変です。

「INAX」のフロート弁についてご説明いたしましょう。私自身は「INAX」製のフロート弁が理想的なかたちだと考えています。 「INAX」のフロート弁は丸いボールのかたちをしています、本体側もボールを受けるロート状になっています。 2本お足がない代わりに、垂直方向に細い足が1本出ています。また、浮き上がり防止のためにフロート弁上部にもボールを受ける部品が付いています。 ボールのブレを防ぐため、フロート弁に付いている1本の足を本体側のガイドに沿って取り付ける必要があります。 またフロート弁が浮き出してしまわないように鎖を上部のボール受けの中を通す必要があります。 そのほかの調整や確認は他のメーカーどれも共通です。

取り外しが終わったら逆の手順で新しいフロート弁を取り付け、レバーに鎖を引っかけます。 ここまでできたら、止水栓を開ける前の点検です。レバーに「大」「小」の表示があるものは鎖の長さの微調整が必要です。 レバーを「大」の方へひねったときはフロート弁が概ね45°以上立ち上がるくらいに調整します。このとき鎖がピンと張ってしまって余裕が無くならないように気を付けてください。 レバーを「小」の方へひねったときは、レバーを持っている間だけ水が流れるように調整します。 目安としてはフロート弁が1センチほど浮き上がれば充分でしょう。

フロート弁はレバーを引いたときその名の通り水中に浮いていてくれます。 フロート弁が浮いている間水がタンクから便器へ流れます。タンクの水位が下がって来るとフロート弁も一緒に下がってきて流れきったときに弁として働き便器へ流れる水を止めてくれます。 その後水が溜まって来ると再び浮いてきそうな感じがしますがご安心下さい。ちゃんと工夫がされています。

手順3:蓋を取り付けて最後の確認をします。

NowPrinting器具不足の止水栓で止めている場合は、蓋を取り付ける前に蓋とつながっていたホースをタンク内に向けて止水栓を開けてみるのも良いでしょう。 不具合があった場合、すぐに対処できます。ここまで確認できたら、また、元栓を止めている人はここで蓋を付けます。 外したときと逆の手順で蓋を取り付けてください。ホースがタンクの手洗い栓に確実につながっていることを確認してください。 特に黒いゴムのホースの場合、端っこがめくれていて後であわてることも有りますから、手が黒くなるのを覚悟で全周さわって確認することをお勧めします。

一旦タンクに水がいっぱいになって止まるのを確認してください。その後レバーをひねって水を流します。 このとき秒針の付いた時計で時間を計ります。レバーをひねった瞬間から完全に水が止まるまでの時間を計ってください。 器具付属の止水栓が堅くて元栓を閉めた人は調整のしようがありませんが、今までそれでいけて他のでそこまでとします。 器具付属の止水栓で止めた人は水量の調整が必要です。先ほど計った時間が概ね1分30秒から2分の間であれば大丈夫です。 器具の種類によっては止水栓ではなくタンクの中にあったもう一つの白い浮き「ボールタップ」で調整するものもあります。 この場合は既に調整済みですので、止水栓を開けるだけでよいことになります。

便器に付いているタンクには、万が一の時に水が出たままになっても便器に水を流して便所内が水浸しにならないような工夫がしてあります。 タンクを開けたときマ真ん中あたりに見える直径2センチ5ミリから3センチくらいのパイプがそれで、オーバーフリー管と言います。 今取り替えたフロート弁が故障したときは便器に水が流れたままになるので、便所内に水が漏れることはありません。 しかし、タンク内のもう一つの部品「ボールタップ」はタンクの中に新しい水を入れるための装置です。 これが壊れると、タンクがいっぱいになっているにもかかわらず。水を入れようとしますのでタンクから水があふれます。 この亜ふれを防ぐのがオーバーフロー感の役目です。オーバーフロー管が有るからと言っても、許容範囲を超えて水が供給されると、タンクからあふれてしまいます。 これを防ぐために、ボールタップが全開の時でもオーバーフロー管から排出できる範囲に出水量を調整するのが最後の調整です。 これを怠ると万が一の時は便所が水浸しになり、集合住宅などでは取り返しの付かないことになりかねません。ご注意下さい。 このことを利用して、タンク内の部品のどちらが傷んでいるか知ることができます。 タンクを持ち上げて覗いてみてください。オーバーフロー管より水面が下にあるのに水が漏れていた場合、フロート弁が傷んでいます。 オーバーフロー管に水があふれている場合、ボールタップが傷んでいます。 なぜならフロート弁が止まっているのに水を供給しているのでオーバーフローしているわけです。

便器の種類によって、オーバーフロー管にボールタップから細いホースがつながっている場合があります。 これはオーバーフロー管を利用して便器に給水しているものですから、外したりしないで下さい。 これからの水が供給されないと、便器に溜まる水が一定に保てず、便器自体の性能を著しく低下させますのでご注意下さい。

フラッシュ弁の取替(大便器)

この修理は器具付属の止水栓を止めてから行ってください。レバーが付いている本体と反対側に止水栓が着いています。 マイナスドライバーを使って時計方向に堅くなるまで締め付けます。水を出しながらしめると閉めすぎる心配もありません。

手順1:フラッシュ弁部の蓋を取り外す。

NowPrintingフラッシュバルブのレバーが付いている側の蓋をスパナやモンキーレンチなどを使って取り外します。 このとき本体側が回らないような工夫が必要です。帯レンチやウォーターポンププライヤーにウエスを挟むなどして供回りを防ぎます。 下手に本体部がねじれると思わぬ事故につながります。また、長年放置されている部分ですので固着していることも多く注意が必要です。

手順2:フラッシュ弁部を取り替えます。

NowPrinting蓋が取れた状態でレバーを押し下げると、中に入っているフラッシュ弁部が少し浮きますので、マイナスドライバーやラジオペンチなどで本体側に傷を付けないよう注意しながら引き上げます。 引き上げ終えたら本体側に傷や異物などがないか確認してください。ウエスなどでふき取る等して良く確認してください。 確認を終えたら新しいフラッシュ弁部を装填します。設置されている場所の水圧などの条件によってフラッシュ弁部が違います。 中にはフラッシュ弁部を押さえるために蓋との間にスプリングの入ったものも有りますので、フラッシュ弁にあったフラッシュ弁部を取り付けます。

手順3:蓋を取り付けて最後の確認です。

NowPrinting先ほどと逆の手順で蓋を取り付けます。細かく繊細なネジになっていますので、ネジ部にゴミやホコリなどが付いていないか良く確認してください。 手でいっぱいまで締め付けたら、外したときとは逆に工具を掛けて締め付けます。締め付けの際も供回りを防ぐため、本体の固定も忘れないようにしてください。 堅くなるまでいっぱい締め付けてください。止水栓を開けレバーを押し下げてみてください。 一定時間流れて正常に止まればできあがりです。水漏れがないかも確認しましょう。

フラッシュ弁の取替(小便器)

この修理は器具付属の止水栓を止めてから行ってください。 マイナスドライバーを使って時計方向に堅くなるまで締め付けます。水を出しながらしめると閉めすぎる心配もありません。

手順1:フラッシュ弁部の蓋を取り外す。

NowPrintingフラッシュバルブの蓋をスパナやモンキーレンチなどを使って取り外します。 このとき本体が根本からぐらついていないか注意してください。付け根がぐらついていると壁の中の配管を痛めることがあります。 また、長年放置されている部分ですので固着していることも多く注意が必要です。壁に対して平行に工具をセットし軽く叩くように解くとうまく行くようです。

手順2:フラッシュ弁部を取り替えます。

NowPrinting蓋が取れた状態でボタンを押しつけると、中に入っているフラッシュ弁部が少し浮きますので、マイナスドライバーやラジオペンチなどで本体側に傷を付けないよう注意しながら引き上げます。 引き上げ終えたら本体側に傷や異物などがないか確認してください。ウエスなどでふき取る等して良く確認してください。 確認を終えたら新しいフラッシュ弁部を装填します。設置されている場所の水圧などの条件によってフラッシュ弁部が違います。 中にはフラッシュ弁部を押さえるために蓋との間にスプリングの入ったものも有りますので、フラッシュ弁にあったフラッシュ弁部を取り付けます。

手順3:蓋を取り付けて最後の確認です。

NowPrinting先ほどと逆の手順で蓋を取り付けます。細かく繊細なネジになっていますので、ネジ部にゴミやホコリなどが付いていないか良く確認してください。 手でいっぱいまで締め付けたら、外したときとは逆に工具を掛けて締め付けます。 堅くなるまでいっぱい締め付けてください。止水栓を開けボタンを押し込んでみてください。 一定時間流れて正常に止まればできあがりです。水漏れがないかも確認しましょう。


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